折立~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高 2020.8.17-20
久しぶりの北アルプスのど真ん中縦走です。稜線の高山植物は
終盤のはずですが、黒部五郎カールではまだ見れると思ったの
ですが、今年は寡雪だったからでしょうか、全体的に花は不作だ
ったようです。初日は朝の新幹線で出発したので太郎平までなの
ですがあまりゆっくりは出しません。下部では立山杉の巨木に感
動しつつ、上部では薬師岳の大きさに改めて感激!初日こそ雲
が多い1日でしたが、2日目からは雲1つ無い大快晴の中での縦
走となりました。太郎兵衛平へは何度となく訪れていたのですが、
「太郎山」は常にスルー!今回、初めて山頂を踏みました。(同行
者のご主人の名前が「太郎」だったので)。ここから黒部五郎岳の
登りにかかるまでは高山植物の中の穏やかな稜線漫歩!でも、
花はほぼ終了していました!ガラガラのガレ場を慎重に登り、黒
部五郎岳山頂へ。黒部源流の山々から槍穂高、笠が岳まで360
度、見えるのは山だけ、と言うのが凄い!残念ながら、期待してい
た五郎カールの花は秋の花に変わっていたのですが、のんびりお
昼寝したくなる場所であることには変わりありませんでした。3日目、
朝からいきなりの急登り!途中、黒部五郎岳の肩から太陽が上が
りました。この日は三俣蓮華岳への登りを頑張ればあとは正面に
槍穂高を見ながらの楽しいルートが待っています。ゆっくりゆっくり!
この辺りに来るとヨツバシオガマやトウヤクリンドウが増え、目を楽
しませてくれます。とにかく、今日も快晴なので楽しくて!楽しくて!
双六小屋で小休止の後、本日の宿泊地、鏡平に向かいます。笠が
岳へ向かう稜線をしばらく行くと鏡平がずうっと下に見えます。「遠
い!」と思うけど、名物のかき氷を楽しみに頑張りました!私のお目
当ては宇治金時の宇治抜き、要するに、あずき氷です。槍ヶ岳が見
えて無くてガッカリだったのですが、粘っていたら、夕方、三日間頑
張ったご褒美のように、槍穂高連峰が全貌を見せてくれました!
実はこの時期、槍の穂先あたりから太陽が上がるのですが、本日は
バス時間があるので日の出を待たずに出発!でも、鏡池に映る、「逆
槍ヶ岳」は見ることが出来ました!新穂高に着くと1本目の松本行は
5分前に出てしまっていて、次のバスまで2時間あるので、温泉&ラ
ーメンでのんびり、昼寝までしてしまいました!
17日 10:50折立、12:41三角点、14:18五光岩、
15:15太郎平小屋(泊)
18日 5:45太郎平小屋、5:56太郎山、7:58北の俣岳、
9:48中俣乗越、11:50黒部五郎岳、13:00黒部五郎カール、
14:15黒部五郎小舎(泊)
19日 5:05黒部五郎小舎、7:16三俣蓮華岳、9:00双六岳、10:10双六小屋
12:30鏡平山荘(泊)
20日 5:10鏡平山荘、6:48秩父沢、7:27小池新道入口、7:43ワサビ平、
9:00新穂高 .......