飯豊連峰:ダイグラ尾根~飯豊山~梶川尾根 2018.8.12-14
加賀白山の「加賀禅定道」を予定したのですが、連日☂。飯豊に転進しました!
12日 数年前に下った「ダイグラ尾根」、長くてハードなこの尾根
を今度は登ることに。水場は枯れているらしく、たっぷり背
負います。熱中症になりそうな暑さの中、最初の急登を頑
張り、千本峰を過ぎると、やっと目指す稜線が見えてきま
す。そこまでの登山道もさすがに破線ルート、岩稜やナイ
フリッジで気が抜けません。足元には徐々に高山植物が
増え始めます。マツムシソウにハクサンシャジン、ウラシマ
ツツジが色づいて来ています。そして、ノウゴウイチゴの群
落!真っ赤に熟したイチゴの実に、全員、足が止まります。
行動時間が10時間を超え、やっと飯豊本山に到着!本山
小屋に着くと、思いがけず、所属山岳会の沢合宿Pが大集
合していました!
5:30ゲート、5:52温見平、10:30千本峰、
16:07飯豊本山、17:00本山小屋(テント泊)
13日 昨夜、テントの中で鍋をひっくり返し、仲間がやけどをしてし
まい,ヘリ要請となってしまいました。ヘリを見送ってから出
発。今日も快晴!そして、昨日と打って変って稜線漫歩です。
この時期の主役、タカネマツムシソウは相変わらず風に揺
れています。ミヤマリンドウが多いのですが、良く見ると、イ
イデリンドウもあります。いくらか雪原の残った北面にはコバ
イケイソウとニッコウキスゲの群落。同行の3人は一生懸命
花の名前を覚えながら歩いていました。
10:00本山小屋、10:08飯豊本山、11:33御西小屋、
12:18天狗の庭、12:52御手洗の池14:50梅皮花岳、
15:15梅皮花小屋(テント泊)
14日 朝からガスの中!全く展望がありません。そうなると、楽しみ
は花だけ。梶川尾根との分岐、「扇の地紙」まではマツムシ
ソウやトリカブトのオンパレードです。梶川尾根に入ると10
日前なら見事であってでしょう、キンコウカの群落です。 さ
らに下るとヒメサユリの種!かなり残念だけど、仕方が無い。
花が無くなるとブナ林となり、車に戻った途端に強烈な夕立
となりました!いやぁ~!超・ラッキー!
5:25梅皮花小屋、5:55北俣岳、6:45門内岳、
6:48門内小屋、7:10扇の地紙、8:12梶川峰、
8:50五郎清水、9:25滝見場、10:12湯沢峠、
11:52梶川登山口、11:54ゲート ....
« 北アルプス:雲の平~高天原、鷲羽岳 2018.8.3-6 | トップページ | 那須:白笹山~南月山 2018.8.18 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 花瓶山(大田原) 2019.4.12(2019.04.13)
- 仙人が岳~知ノ岳~猪子峠 2019.4.9(2019.04.10)
- 南会津:博士山 2019.4.6-7(2019.04.08)
- 赤雪山~仙人が岳 2019.4.2(2019.04.02)
- 石尊山~深高山 2019.4.1(2019.04.01)