南アルプス:茶臼岳~光岳~大無間山 2018.7.13-16
7/13 沼平に車を停め、1度は渡ってきたかった「畑薙大吊橋」を
渡りました。やっぱり、あまり気持ち良くない!とにかく、暑
い!時々、沢沿いや吊り橋で沢を渡るのですが、それでも
暑い!無人の「ウソッコ小屋」に着くと、単独者の先行が3
人。その先の横窪沢小屋は営業小屋なのですが、茶臼小
屋同様、営業は明日から。でも、美味しいお茶をふるまって
くれました!途中、キソチドリやタカネサギソウに出会え、茶
臼小屋が近づくと、行者ニンニクが・・・この日はテント。でも、
営業前なのでテンバ代は無料、越冬ビールは半額でした!
7:20沼平ゲート、8:00畑薙大吊橋、8:33ヤレヤレ峠、9:40ウソッコ小屋、10:40中の段、
11:28-40横窪沢小屋、13:33樺段、14:40茶臼小屋(テント)
7/14 快晴の南アルプス稜線へ。雲海の上に富士山が浮かんでい
ます。茶臼小屋に泊った登山者はほとんど聖岳に向かいます。
貸切の茶臼岳から、聖岳、兎岳、赤石岳を堪能し、先を急ぎま
す。と、雷鳥の親子が・・・もしかすると、南アルプス最南端の雷
鳥だったかも。仁田岳はFさん一人が往復。待っていると、これ
から向かう聖岳で100名山完登!と言う方が。それにしても、
鹿の食害が凄まじい!一面のバイケイソウ、花首が全く無い!
これでは種が出来ないよ~!静高平の水場で冷たい水を
汲み、光小屋へ。山頂はまたまたFさんだけ、のつもりだった
のですが、小屋のご主人に煽られ、光石へ。と、凄い、一
面、岩の隙間にミヤマムラサキ!足元にタカネコウリンカ、
ギンロバイ、そして、???ニョホウチドリが・・・明日の体
力を温存するつもりだった けど、行って、良かった~!
5:42茶臼小屋、6:25茶臼岳、6:55仁田池、
7:16-41希望峰、10:13三吉平、11:18静高平、
11:47光小屋、 (12:20-13:20光石往復)
7/15 今回の核心部です。光岳への登山道から分かれ、寸又峡への
道に入ります。そして、「百俣沢ノ頭」から、さらに分かれて、信
濃俣、大根沢山方面へ。ここからは登山道がありません。奥秩
父を思わせる樹林の中の薄い踏み跡を、探りながら歩きます。
それにしても、ブヨが凄い!口の中や鼻の中に飛び込んできま
す。さらに参ったのが、暑さ!おまけに水場が限られていて、何
が何でもアザミ沢まで行かなければならない!信濃俣、大根沢
山の登りで体力を消耗!ヘロヘロの11時間行動でやっと水場
へ。テントを張った時には全員、大好きなお酒も食事もとれず。
早々に就寝しました!
5:10光小屋、6:12百俣沢の頭、8:58信濃俣、14:20大根沢山、15:35アザミ沢の水場、16:18テント(泊)
7/16 田代からの自主運行バスの時間があるので、朝はお茶だけ
飲んで出発。以前、この辺まで来たことのあるメンバーが「こ
の先は楽だった!」と言う言葉に騙されました!大無間山の
登りが、とにかくつらい!それでも、コースタイム以内で歩い
たのですが、どうしてもバス時間に間に合わない!と、小無
間山の手前で2人の登山者が白樺荘から歩いて来た、と言
う。どうやら、小無間山から明神橋に登山道が出来ているら
しい。「ラッキー!」と言う事で、テープを頼りに下ったのです
が、いや~!急で、急で。でも、田代へ行くよりは早くに下山
できました!もう、こんなハードな縦走は引退~!
5:00テント、5:41小根沢山、7:56大無間山、9:49小無間山、13:38明神橋 ...
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