北アルプス:針ノ木古道~船窪小屋 2017.9.8-10
これまで3回、沢で泊り、針ノ木峠に抜けていた「針ノ木古道」を
船窪に行きたいと思い、2泊3日の出来るメンバーに声をかけま
した。初日は黒部ダムから平の小屋まで黒部湖畔を歩きます。
階段の上り下りも多く、何度歩いてもきついです。「平の小屋」に
宿泊するのは初めてです。お刺身は出なかったけど、手作りの
ごま豆腐や、女性限定のデザートを出してくれました。朝一番
の渡しはいつもボートが故障と言う事で屋根無しボートでしたが
たかだか10分、晴れているので問題ありません。針ノ木谷は
渡渉9回とか。今までは水が少なかったり、沢靴だったりで気に
もしていなかったのですが、前日までの雨で増水、靴を脱いで、
裸足での渡渉を7回してしまいました。水も上流に行くほど冷た
く、足が死にそうでした!針ノ木谷を離れ、尾根に乗ると、短い
ですが急登りが続きます。烏帽子岳方面への登山道に出ると、
稜線の反対側はすご~いガレです。昔よりひどくなっているよう
で急いで通過しました。キャンプ場から『日本一怖い水場』と言
われている水場に行ってみました。私は3度目なのですが、凄い
崩壊でえぐれていたりで、印象が全く違っていました。船窪小屋
はテレビで放映されてからでしょうか?かなり混んでいました。
お天気も良く、夕食までの間、外のテーブルで展望をつまみに
ビール!いや~ぁ、最高です(笑)夕食は2回戦目。雨にならな
ければ一回戦は外テーブルだったのですが、夕立が来てしまい
全員部屋食となりました。未だにランプの宿の船窪小屋、今年
いっぱいで小屋を下りる、と聞いていた今までのご夫婦はもう、
上がって来ていませんでした。朝、ガスが取れると素晴らしい景
色が広がっていました。南は槍穂高から北は立山、剣まで。天
気に恵まれなかった今年、やっと大展望を見ることが出来ました。
下山は夏ならお花畑であろう登山道を槍穂高を見ながらのんび
り歩きます。でもその後が大変!梯子に階段、木の根っこ!垂直
に近いので慎重に慎重に下りました!
8日 12:00黒部ダム、12:20ロッジくろよん、15:50平の小屋(泊)
9日 6:00平の小屋、6:10対岸、7:00南沢出合、10:40船窪出合、12:00縦走路、
12:55キャンプ場(水場散策)、14:00船窪小屋(泊)
10日 6:00船窪小屋、8:40唐沢のぞき、9:50七倉ゲート ....
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